パノラマ検査
パノラマ装置
朝日レントゲン社 AUGE SOLIO Z CM 2017年10月~
パノラマ検査について
歯や顎関節のレントゲン写真とCTが撮影できます。歯科口腔外科領域の撮影に対応しています。撮影時間は十数秒で、レントゲン写真と比べると長い撮影です。これは、撮影の際に機械が頭の周りを回転しながら撮影するためです。撮影にかかる時間は以下の通りです。
撮影時間表撮影モード
| 撮影時間
| 内容
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パノラマ
| 12秒
| 歯列全体の撮影
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顎関節4分割 | 12秒
| 閉口と開口の顎関節側面撮影 |
顎関節2分割 | 6秒
| 開口のみの顎関節正面撮影
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セファロ | 0.5秒
| 正面と側面の頭部X線規格撮影
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CBCT | 17秒
| 4種類の撮影モードを搭載しているCT撮影
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また、車椅子でお越しになった患者さんも座ったまま撮影が可能になっております。
当院の装置はX線診断を充実化させるために、広範囲でのCT撮影や、規格撮影であるセファロ撮影など、多様な撮影モードを搭載しています。CT撮影では金属によるアーチファクトの影響を最小限にするために360度CT撮影を採用しており、シャープで高精細なCT画像を提供します。また、デジタル化に伴いFPD(フラットパネルディテクタ)も搭載しており、撮影した画像をすぐに確認・送信することができます。これにより、撮影時間の短縮を実現しています。
検査の流れ
フローチャート
入室
1階の放射線科受付にお声かけください。受付票を発行いたします。
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検査準備
金属アクセサリーや入れ歯など、撮影部位に影響があるものについては外していただきます。
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検査
検査の種類にもよりますが、解析などを含めると通常5分~10分ほどで終了します。
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終了
放射線科からのお願い
- 金属アクセサリーや入れ歯、マスクなど撮影の妨げになるものは外しての撮影となります。ご協力お願いします。
- 口を閉じて撮影する場合と、口を開けて撮影する場合があります。スタッフがお伝えしますのでご協力お願いします。
- 撮影中に機械が肩に当たってしまう場合があります。痛みを伴った場合はすぐにお伝えください。
- 何か分からないことや不安なことがあれば、スタッフまでお申し出ください。