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一般撮影

[2024年4月5日]

ID:1063

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一般撮影検査

一般撮影装置

診断用X線装置:RAD speed Pro(SHIMADZU) 2018年11月~
画像処理システム:CXDI 401C/701C/801C(Canon) 2014年11月~

Modality画像1
Modality画像2

一般撮影検査について

一般撮影はいわゆるレントゲン写真のことです。X線が体内を通過することで空気は黒く、骨は白く写るため、肺や骨などの状態を調べるために行います。検査時間は5分程度で、低侵襲で比較的容易に検査が可能です。検査による被ばくは、通常問題とならない程度ですので、安心して検査をお受けください。
当院の装置では、全室FPD(フラットパネルディテクタ)システムを導入しております。レントゲンといえばフィルムのイメージがありますが、当院ではフィルムシステムは撤廃しています。FPDシステムでは撮影後すぐに画像化し送信することができ、患者さんの待ち時間が減ることはもちろん、従来のレントゲン撮影に比べて、被ばく量も低減しています。

左下腿骨折画像
左下腿骨折治療後画像
上図は骨折している画像と、治療後の画像です。このように骨を評価するためには一般撮影は簡便で被ばくも少ない検査であり、定量的な評価に最適です。
胸部レントゲン画像
また、一般撮影では肺の評価も行うことができます。肺が炎症を起こすと水分が多くなり、X線透過量が少なくなります。その結果普段は画像上黒く映る肺が白く映るようになり、肺炎を評価することができます。


簡単に撮影が行え便利な一般撮影ですが、金属などのX線を通さない物質があると、それが全て画像上に写りこんでしまいます。
異物映り込み画像1
異物映り込み画像2
上図のように、ブラジャーのホック・金属製のボタン・鍵など、撮影範囲にある金属などは全て画像上に写ります。診断に支障が出てしまいますので、金属がある場合はスタッフまでお申し出ください。

検査の流れ

入室
1階放射線科受付にお声かけください。受付票を発行いたします。

撮影準備
撮影の際に移りこんでしまう恐れがあるものはすべて外していただきます。

撮影
撮影部位によって体位は異なります。スタッフが指示しますのでご協力お願いします。

終了

放射線科からのお願い

  • 撮影部位によってさまざまな体位を取ります。痛みがある場合はスタッフまでお申し出ください。
  • 撮影部位によって呼吸の指示を行う場合があります。ご協力お願いします。
  • 以下の場合脱衣をお願いする場合があります。
    • ブラジャーのワイヤー・ホック・肩紐の調節具がある場合
    • エレキバン・厚い湿布をつけている場合
    • ズボンのボタン・チャック・ベルトがある場合
    • プリントTシャツのプリント部が厚い場合
    • ネックレスなどのアクセサリーを装着している場合
    • プラスチックのボタンがある場合
    上記のものは一例ですが、レントゲン画像に移りこむ恐れがあります。脱衣をお願いする場合がありますのでご協力お願いします。
  • 被ばくを伴うため、妊娠の有無を確認します。妊娠中・妊娠の可能性のある方はスタッフまでお申し出ください。
  • 何か分からないことや不安なことがあればスタッフまでお申し出ください。