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作業療法

[2023年8月28日]

ID:940

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作業療法

作業療法では、脳血管疾患、整形疾患(主に手外科領域)の方を主な対象者としています。一日でも早く日常生活や家事動作、趣味活動、仕事、役割を営めるように心身機能、生活動作能力を評価し作業(活動)を通じて、心身機能/生活動作能力の回復を目指しています。
具体的には、食事やトイレ練習、お風呂の入り方などの身の回りの生活動作や実際の掃除機や衣類を干す、茶碗を洗う、包丁を使用するといった個々で必要な家事関連動作練習を実施しています。
そして、脳血管患者様中心になりますがリハビリテーション機器として効果が高いとされている電気刺激療法を取り入れ、患者さん自身の動きを電気でサポートしながら作業(活動)を行い、運動麻痺や筋力低下へのアプローチも行っています。
また、2021年10月より心臓リハビリテーションに携わり、作業療法士が必要な患者さんに関わっています。



腕の筋力が弱い方の練習の一つとしてアームバランサー(腕を上げるのをサポートする機器)を使用しています。アームバランサーを使用しながら、食事動作や手の細かな運動など日常生活動作の改善に努めています。他者の力をできるだけ借りることなく、自分の力で練習することで患者様が自信をつけることができます。



IVES+:電気刺激療法

入院早期訪問について


自宅での日常生活動作に不安のある患者様には、入院早期の自宅訪問の必要性を主治医と検討し、訪問が必要と判断された患者様には入院早期に自宅に伺い、自宅環境を確認しています。自宅訪問で確認した家屋情報をもとに患者様に一人一人に合わせた動作練習を行い、早期に自宅退院が実現できるように努めています。また、必要に応じて手すりなどの住宅改修の提案もしています。


自宅の段差や手すりの位置を測定して、それを想定した訓練プログラムを立て、自宅に帰った時の戸惑いや問題が起こらないようにします。


訪問で得られた情報から、ご自宅の環境と患者様の能力に合った種類や位置を手すりを試して最適なものを選択します。またそれらを活用できるようにするための入浴動作の練習用のシュミレーターです。