膠原病外来/診療科・部署のご案内
[2024年9月3日]
ID:327
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当科の対象は、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性・皮膚筋炎、血管炎症候群、シェーグレン症候群、抗リン脂質抗体症候群、成人スティル病、ベーチェット病などのリウマチ・膠原病全般です。京都大学医学部附属病院・免疫膠原病内科と連携し、診療にあたります。これらの疾患は免疫異常が基盤にあり、関節、皮膚、肺、腎、神経、消化管など多臓器が障害される可能性があります。また、症状も非特異的なものが多く、障害臓器を的確に捉えるために、各科とも連携が重要な科です。治療として、ステロイドなどの免疫抑制が主流となるため、感染症や薬の副作用に注意し診ていきます。よりよい診療のため、病診連携のお役に立てればと思います。
外来は、平成24年から週1回から2週に1回で行なっております。ご紹介の際に一点、ご注意いただきたいことがあります。急性腎障害・末梢神経障害による麻痺など、膠原病診断のため生検が必要な場合や、急性期患者のご紹介は、対応できません。その際には、他の市中病院か大学病院へのご紹介をお願いいたします。
主たる治療は免疫を抑制するステロイドですが、リウマチ領域では近年、メトトレキセートや生物製剤など治療の進歩がめざましく、当院でも行っています。
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