ページの先頭です
メニューの終端です。

甲状腺外来/診療科・部署のご案内

[2022年3月25日]

ID:329

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

専門外来 甲状腺外来

診療の基本方針

  ご自分やご家族により甲状腺の異常に気づかれた患者さん、あるいは健康診断やほかの医療機関で甲状腺の大きさや機能異常を指摘され当院に紹介された患者さんを診療しております。当甲状腺外来で治療可能な大部分の甲状腺機能異常症、つまりバセドウ病などによる甲状腺機能亢進症や慢性甲状腺炎(橋本病)などによる機能低下症などについては、引き続いて薬などによる治療を行って行きます。一方、甲状腺外来のみでは治療の完結しない疾患(甲状腺癌や治療困難なバセドウ病など)については、放射線治療(アイソトープ内用療法)や外科手術が必要となるため、信頼の置ける甲状腺専門医療機関などにご紹介いたします。


特色ある治療

 甲状腺の異常の原因を診断するため、触診・血液検査、また必要に応じて甲状腺エコー検査・甲状腺シンチグラム検査などを行い、患者さん毎に甲状腺機能異常の有無、また、結節性甲状腺腫の良性・悪性(甲状腺癌)の鑑別を行います。特に診察前検査として血液検査を診察前に受けて頂き、診察時にはその日の甲状腺ホルモン値に合わせた治療を提供して行きます。

専門外来

 甲状腺は首の前方、のどぼとけのすぐ下あたりにあり、蝶が羽を広げたような形をしています。甲状腺ホルモンを作り、分泌している臓器です。甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を活発にする働きがあります。これにより体は各栄養素や水分の代謝がうまく回ることができます。甲状腺にはいろいろな病気があり、症状が有るものや無いもの、治療を必要としないもの、薬で治療するもの、あるいは手術などを必要とするものなど、その種類は多彩です。まず初めに甲状腺の病気を考えるときは、甲状腺に機能異常があるかどうか、また、しこりがある場合はそのしこりの性状を判断していきます。特に女性に多い病気ですので、妊娠・出産・子育てに影響することもあります。


医師の紹介

嘱託医 乾 武広(いぬい たけひろ) 昭和63年卒業