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乳腺外科/診療科・部署のご案内

[2022年8月29日]

ID:325

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乳腺外科

概略

 日本人女性の乳がん患者数は急激に増加し、現在では12人に1人以上が乳がんに罹るといわれています。また、乳がんで亡くなる女性は、2013年に1万3000人を超え、検診受診率が上昇しているにもかかわらず頭打ちの状況です。しかし他臓器のがんと比べると治療成績は良く、早期に発見して適切な治療を行えば治癒可能な疾患です。

 乳がんの診断には画像診断と病理学的検査が必須です。基本的な画像診断としてはマンモグラフィ・超音波検査があります。可能な限り受診当日に受けていただくようにしています。その他必要に応じてMRI・CTを行います。病理学的検査としては主に超音波ガイド下の穿刺吸引細胞診と針生検を行います。微小石灰化病変に対してはステレオガイド下ないしは超音波ガイド下に吸引式乳房組織生検装置(マンモトーム®)を用いて検査を行っています。

 乳がんの治療には手術・放射線療法などの局所療法と、抗がん剤・ホルモン剤・分子標的治療薬などの全身治療があります。当院では一人ひとりのがんの性質に応じてそれらを組み合わせた最適な治療法を提供しています。

 乳がんのうち約5%は遺伝性で、その多くはBRCA1またはBRCA2遺伝子の変異が原因といわれています。これらの変異を持つ乳がん発症者の治療あるいは未発症者のサーベイランスには特段の配慮が必要です。当院も遺伝子検査および遺伝カウンセリングに対応しています。

 患者さん中心の医療を提供できるように、医療スタッフ(外科医、放射線治療医、病理医、乳がん看護認定看護師、がん化学療法認定看護師、緩和ケア認定看護師、臨床検査技師、放射線技師など)でチーム医療に取り組んでいます。

診療体制

診療予定表
 月  火水  木金 
午前 赤松  岡村寺村  岡村寺村 
 午後 マンモトーム生検 - 手術 - 手術

手術日

 水曜日 午後   金曜日 午後

乳腺画像カンファレンス

 月1回 水曜日 16:30~ 放射線科読影室、生理検査室


医師の紹介

副部長 岡村 見(おかむら みる) 平成21年卒業

  • 専門分野・得意疾患
     乳腺外科
  • 認定医・専門医等
     検診マンモグラフィ読影認定医
     日本外科学会専門医
     日本乳癌学会認定医
  • ひとこと
     患者さん1人1人に最も適した治療を一緒に考えていきたいと思います。

名誉院長 赤松 信(あかまつ しん) 昭和47年卒業

元副院長 寺村 康史(てらむら やすふみ) 昭和56年卒業