地域包括ケア病棟のご案内
地域包括ケア病棟とは
市立病院は、急性疾患や重症患者の治療を24時間体制で行う急性期病院です。そのため、急性期の治療が終了し病状が安定すると、早期に退院して自宅等へ戻るか、リハビリテーション等を目的に転院することになっています。
しかし、在宅復帰までもう少し経過観察やリハビリテーションが必要だったり、自宅等での療養の準備期間が必要な患者さんもおられます。そのような方の入院先として、10月1日に地域包括ケア病棟(41床)を開設します。医師や看護師、リハビリテーション職員、医療相談員等が協力して、自宅等への復帰に向けた医療や支援を行います。
日本は猛スピードで高齢化が進行しています。このような状況のなか、できる限り住みなれた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられることが求められています。そのため、地域の包括的な支援やサービスの提供体制(=地域包括ケアシステム)づくりが進められています。それを医療面から支えるのが、この病棟となります。
対象となる患者さんは
自宅または介護施設等に復帰予定の方で、
- 入院治療により病状が改善したが、もう少し経過観察が必要な方
- 自宅等への復帰に向けて、もう少しリハビリが必要な方
- 自宅等での療養準備が必要な方
退院までのながれ
一般病棟に入院した場合
一般病棟から地域包括ケア病棟に転院した場合
入院費について
入院費は患者さんにより異なりますので、詳しくは医事課入院会計担当にお問合わせください。