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がん診療支援部/診療科・部署のご案内

[2024年8月9日]

ID:336

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がん診療支援部

基本方針

当院は令和6年4月1日から厚生労働省より「地域がん診療病院」に指定されています。

がん医療に関する情報の収集・提供や、院内外のがん患者さんおよびそのご家族、ならびに地域の医療関係者に対する相談支援を行うため「がん相談支援センター」を設置し、がん患者さんやそのご家族等に、科学的根拠とがん専門相談員の実績に基づく信頼できる情報提供を行うことによって、その人らしい生活や治療選択ができるように支援します。

また、通院治療センターでは、ガイドラインに基づいた最先端のがん治療、あるいは生物学的製剤を用いた治療が安全に提供できるように、最新の知見を取り入れて治療に当たります。治療期間中の副作用に対する支持療法についても積極的に行い、苦痛の少ない治療が継続できるように支援します。

業務内容

がん相談支援センター

院内外のがん患者およびその家族の、がんに関する治療や療養生活全般の相談に対応しています。

国立がん研究センターによる研修を修了したがん専門の相談員を配置し、面談や電話・メールでの相談支援を実施しています。

また、地域の医療関係者からの相談にも対応しています。

・がん相談支援センターのご案内(別ウインドウで開く)

通院治療センター

外来でがん薬物療法や、生物学的製剤を受けられる患者さんの治療を担当しています。

ベッド数は15床(リクライニング9床、ベッド6床)を有しております。薬剤の投与を安全に行い、患者さんが自宅へ帰った後の体調管理ができるように、副作用とその症状の対処方法について説明し、患者さん個人に合った形で治療が継続できるよう支援いたします。最先端のがん治療に関する知識と、豊かな経験を持つ医療スタッフが治療を担当しています。病気や治療以外の心理社会的な面においてもサポートさせていただきますので、お困りの点はお話しください。


また、当院は「外来腫瘍化学療法診療料1」の届出を行っており、外来化学療法に関し、以下の体制を整備しています。

■専任の医師、看護師、薬剤師を院内に常時1名以上配置し、電話等による緊急の相談に24時間対応できる連絡体制を整備しています。

■がん治療による副作用等や病状により緊急で入院が必要となった場合に、速やかに入院できる体制を確保しています。

■実施する化学療法の治療内容(レジメン)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。

■「就労」と「療養」を両立するための支援を行っています。患者さんと事業者が協働して作成した勤務情報を記載した文書の提出があった場合は、就労と療養の両立に必要な情報を提供いたします。また診療情報を提供した後の勤務環境の変化を踏まえ、療養上必要な指導を行うことが可能です。

地域がん診療病院の役割

国が定める以下の要件を満たし、患者さまに適切な医療を提供します。

  1. がん診療連携拠点病院(以下、拠点病院)と連携して集学的治療等を提供する体制を有するとともに、標準的治療等がん患者の状態に応じた適切な治療を提供すること。
  2. 拠点病院と定期的な合同のカンファレンスを開催すること。
  3. インフォームドコンセントを実施すること。
  4. 拠点病院との人材交流計画を策定・実行すること。
  5. より適切ながん医療を提供できるようそれぞれ必要に応じて定期的なカンファレンスを開催すること。
  6. 集学的治療(主に、手術、薬物療法、放射線治療などを組み合わせて行う治療)等を適切に提供できる体制を整備する。
  7. 緩和ケアの提供体制の整備。
  8. 地域連携の推進体制の整備。
  9. セカンドオピニオンの提示。
  10. 診療従事者の配置。手術療法、薬物療法、放射線治療、緩和ケア、病理診断等の専門的な知識および技能を有する医師の配置。また、放射線治療に携わる診療放射線技師および看護師、薬物療法に携わる薬剤師および看護師の配置、緩和ケアに携わる看護師の配置等。
  11. がん相談支援センターを設置し、がん患者相談支援業務を行う。
  12. 院内がん登録を行い、国立がん研究センターに提供すること。

スタッフ紹介

がん診療支援部長 長谷 行洋(泌尿器科 副院長)

ながたに ゆきひろ

がん相談支援センター所長 龍見謙太郎(消化器外科 部長)

たつみけんたろう

通院治療センター所長 吉川浩平(血液内科 部長)

よしかわこうへい

がん相談支援センター

相談員2名(看護師1名、MSW1名)
事務職1名

通院治療センター

看護師8名
メディカルヘルパー1名