薬品情報課の業務紹介
[2025年6月3日]
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医薬品情報(DI)を厳密に評価し、特に緊急性が高い情報や重要性の高い情報については、迅速な提供を心がけています。これらの情報を電子カルテに掲示することで、院内のすべての端末から容易に閲覧できるよう整備しています。提供する情報には、添付文書改訂情報、新規採用薬剤のトピックスに加え、医薬品の適正使用に関する記事を掲載したDIニュースも定期的に発行しています。
また薬事委員会では採用審査に関する資料作成を行い、事務局としての運営管理にも携わっています。
従来からの医薬品安全性情報管理体制の充実に貢献するため、医薬品の使用状況、副作用報告、ヒヤリハット事例の収集に加え、公的機関や製薬メーカーから提供される各種医薬品情報の積極的な収集に努めています。収集した情報は、書面での通知、院内掲示板への掲載、医療スタッフへのメール配信などを通じて周知し、院内における情報共有の徹底を図っています。
当院では病棟薬剤業務を実施することで、他職種の業務軽減と薬物治療への積極的な関与を推進しています。各病棟では、専任薬剤師が医療スタッフへの情報提供や業務支援が行えるよう、薬剤部の共有ファイルを活用し、情報の掲示・共有を徹底しています。薬学的患者ケアとして、入院患者さんの持参薬確認や処方の事前チェック、関連薬剤の使用状況把握、薬物使用歴・アレルギー歴を考慮した治療モニタリング、処方提案などを通じ、医師と協働しながら、安全かつ有効な薬物療法を実践しています。これにより、患者さんの健康維持とQOL向上に寄与する臨床薬剤業務を展開しています。また、病棟業務の課題を整理し、情報共有を強化するため、定期的なミーティングを開催しています。
薬剤部職員の知識向上を目的として、製薬メーカーによる新薬情報説明会の参加・企画に加え、プレアボイド報告の収集にも取り組んでいます。
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