地域医療連携とは?
市民の皆さんの多くの方は自宅近くでいつも相談に乗ってくださるかかりつけ医・ホームドクターの先生がおありかと思います。このようなかかりつけの先生の診療所と病院を結ぶ機能を「病診連携」と言います。また、病院同士の連絡は同様に「病病連携」と呼びます。これらは患者さんに行われる医療内容の一貫性を保つために大変重要な機能であり、今後ますます強化していかなければなりません。
彦根市立病院では、新築移転した平成14年より病診連携を効率よく行うために「地域医療連携室」を設けています。この地域医療連携室が地域の診療所と病院間の橋渡しの役割を行います。
具体的な地域医療連携の内容は?
彦根市立病院には開放型病床を10床設けています。これは、診療所の先生から紹介いただいた患者さんの入院診療に、病院の医師だけでなくかかりつけの先生にも同時に参加していただけるシステムです。入院中の治療方針はかかりつけの先生と病院医師の協議によって決定されます。もちろん退院後は引き続きかかりつけの先生に診ていただくことができますので、終始一貫した医療を受けることが可能です。
- 病院の専門外来にかかる必要が生じた場合には、外来診察予約も診療所の先生から地域医療連携室を通して取ることができます。地域医療連携室を通していただきますと患者さんは少ない待ち時間で診察を受けることができるようになります。もちろん診察結果はかかりつけの先生に迅速に報告され、効率よい診療を可能にします。
病院には診療所には無い多くの新しい医療機器、検査機器があります。病診連携機能を使えば、患者さんは診療所にかかりながら、病院の最新検査機器を利用することができます。検査の予約も外来と同じようにかかりつけの先生から地域医療連携室へ行うことができます。検査結果は病院の専門医が診断して、紹介いただいた先生にお返しします。患者さんは検査結果を普段診ていただいているかかりつけの先生から直接聞くことができます。

このような病診の連携機能をスムーズに行い、本当に患者さんのためになる医療を実現するお手伝いを地域医療連携室が行っていきます。是非ともかかりつけの先生を通じてこの地域医療連携室を充分にご利用いただければと思います。
地域医療連携のイメージ図


