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診療科・部署のご案内

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臨床工学科

臨床工学科の役割

MEとは“Medical Engineering”の略称で、「医用工学」すなわち「医療・保険に役立つ工学技術」を意味しており、「ME機器」とは「医用工学を応用して開発された機器」で、人工呼吸器、高圧治療装置、ICU・CCU・NICU各室の装置、人工心肺装置群、体外式・植え込み型心臓ペースメーカ、除細動器、補助循環装置、血液浄化装置、人工膵臓等、多種多様の医療機器のことをいいます。

臨床工学技士は、臨床工学技士法に基づき、厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指示のもと生命維持管理装置の操作および保守点検を行うことを業務とし、現在9名の臨床工学技士が勤務しております。

ICU・CCU・手術室・血液浄化センター(透析室)をはじめ一般病室・検査室などでは、毎日さまざまな医療機器によって患者様の生命が支えられています。臨床工学科は院内におけるME機器管理の中心的な役割を担っており、事前の点検はもちろんのこと、装着中の人工呼吸器管理・血液浄化療法・心臓カテーテル検査介助等の臨床技術提供業務も行い、機器の安全性を通じて良好な医療サービスを提供しています。

業務内容の紹介

ME機器の保守管理業務
写真:臨床工学科1

人工呼吸器・輸液ポンプ・シリンジポンプ・ベッドサイドモニター・サチュレーションモニター・バッグバルブマスクは完全中央管理で、各部署の心電計・除細器などを合わせると126機種、約800台以上に関っています。その他の物も可能な限り修理にも応えています。また透析関連装置・人工呼吸器・モニタリングシステム等、定期的なメンテナンスが必要な機器も院内で行っており、安全に使用していただけるME機器を常時提供しています。また時間外や休日にも技士が待機制度をとっていることから、機器トラブル時の俊足な対応が可能です。最近では自動蓄尿システムもメンテナンスするようになり、トラブルが減少しました。

人工呼吸療法業務

人工呼吸器使用における安全性を高めるため、あらゆる方面から事故予防対策を講じております。開始時の立会い、毎日の巡回点検、定期回路交換、確実な警報設定等、使用部署と連携を図りながら実施しています。

血液浄化療法業務
写真:臨床工学科2

血液浄化センターに5名の技士を専任として、透析療法はもとより透析機器の保守点検を行ないます。当センター内においては白血球除去(L-CAP)、腹水濃縮、血漿交換、LDL吸着、幹細胞採取などの各種血液浄化療法にも取り組んでいます。その他にICU・CCU及び各病棟に出向し、各種血液浄化療法を行ないます。今後はオンラインHDFに向け水質の清浄化に努めています。

循環器業務

心臓カテーテル検査・経皮的冠動脈形成術の介助業務・ペースメーカー植込み手術の介助や、その後の病室や外来におけるペースメーカーチェック業務を行います。

教育業務
写真:臨床工学科3

当センターは機器の管理・診療介助だけでなく、医療機器安全セミナー・病棟学習会・トレーニング研修といった院内教育にも積極的に取り組んでおります。中でも看護部教育委員会と共に開催しているME機器エキスパートナース育成システム(MEトレーニング研修は半年間、MEトレーナー研修は1年間)は、最長1年半かけてMEトレーナーナースを育成します。現在、院内には10名のトレーナーが活躍しています。

情報提供業務

ME機器のリコール情報や安全性情報が企業又は行政機関から発せられた際の窓口となり、院内関連各部署と連携を図りながら医療安全に努めています。また各種医療機器から診療材料に至るまで購入・採用に不可欠な情報を提供しています。

医療機器を安全管理するための待機制度

平成17年度6月より、上記全ての業務に対して待機制度をとり、ME機器が常に安全であることを監視するとともに、緊急時の臨床技術提供(心臓カテーテル検査介助・緊急透析等)を行います。

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