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口腔衛生科

[2023年3月17日]

ID:889

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口腔衛生科

基本方針

  1. 基礎疾患を有する患者へ安全な診療補助を行う
  2. 専門的口腔ケアをとおして患者の健康をサポートをする
  3. 患者の口腔衛生、口腔機能を守る

紹介

口腔衛生科は令和4年度に新設され、医療技術局の一員となりました。主な業務として、口腔外科外来の診療補助、専門的口腔ケアの他、術前・術後の入院患者さんの口腔ケアを行います。
口腔ケアは、肺炎をはじめとする感染症の予防につながることが知られてきており、患者さんのからだの治療に役立つようにサポートしていきたいと思います。
ここ数年、摂食嚥下機能検査にも関わることになり、私たちの立場から、食べることの大切さや、患者さんを口腔内だけではなく、全身的に捉えることの大切さを実感しています。
地域の患者さんのさまざまな声に広く応えていけるように努めていきたいと思います。

専門的口腔ケア

口腔ケアとはお口の中をきれいにすることだけではなく、口腔の機能を維持することなども含まれるのですが、歯科衛生士が行うものは、専門的口腔ケアといいます。
手術や化学療法、放射線療法を受けられる患者さんは、治療のさまたげに繋がる可能性がある虫歯や、ぐらぐらしている歯がある場合、歯科医師による治療がおこなわれ、指示を受けた歯科衛生士が専門的口腔ケアの部分を担います。口の中の細菌は、手術の時に鼻や口から通る管を伝い、肺炎の原因になったり、炎症を起こす物質を作り、心臓疾患、菌血症などにも関係することがわかっています。徹底的にプラークを除去しておくことで、手術後の口の中の菌の数を少ない状態に保つことができます。
口腔外科でおこなわれる智歯抜歯、口腔癌の手術などの術後感染の予防にも、専門的口腔ケアは有効です。
ですが、歯科衛生士の処置や口腔ケアだけでは、口腔内の良い状態をつくることはできず、患者さんと一緒に取り組むことが大切です。

加入学会と保有資格

  • 日本歯科衛生士会
  • 口腔ケア学会
  • 日本有病者歯科医療学会
  • 摂食嚥下リハビリテーション学会
口腔ケア学会認定資格3級          1名
日本有病者歯科医療学会認定歯科衛生士     5名
摂食嚥下リハビリテーション学会認定士     2名
介護支援専門員                  1名