視能訓練科
視能訓練士って？
視能訓練士（Certified Orthoptist=CO）は、1971年に制定された 視能訓練士法に基づく国家資格を持った医療技術者です。
眼科医療における専門職として「乳幼児からご高齢のかたまで幅広い年齢層の皆さまの視機能を検査すること」「弱視や斜視により
発達が滞ってしまった小児の視機能を訓練によって回復させること」が主な仕事となります。
生活するうえでの必要な情報の約80％は目から入ってくるといわれています。
目は複雑な器官であるため多くの検査があり、視能訓練士は患者様一人一人の一生に関わる大切な目を守るために、医師が診療を
行うための的確なデータを提供する重要な役割を担っています。
現在4名の視能訓練士が勤務しており、当院の基本理念・基本方針のもと、日々業務に真摯に取り組んでいます。
視能訓練科 基本方針
⑴ 眼科医療における医療の担い手として、人々の生活の質（Quality of Life）、視的生活の質（Quality of Visual Life）の向上の
ために医師の診断や治療に必要な的確なデータを提供する。
⑵ 他の関連職種と連携・協力し、チーム医療の一員として貢献する。
視能訓練士の主な業務
(1)視能矯正…両眼視機能・眼位・眼球運動検査、斜視および弱視訓練など
(2)視機能検査…視力検査、屈折検査、眼圧検査、視野検査、眼底・前眼部の写真撮影および画像診断検査、角膜形状検査、
超音波検査など
(3)健診業務…人間ドック、健康診断など
