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お食事について

[2023年10月3日]

ID:744

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お食事について

入院中のお食事

入院中のお食事には、2つの目的があります。

1. 安心安全な食事を楽しみとして召し上がっていただくこと
  2012年より、彦根市をはじめとする湖東地域で生産されたお米や野菜などを日々の献立に取り入れた(地産地消の)病院食を
  提供しています。この取り組みは、患者さんから大変高い評価をいただいています。

2. 患者さんの栄養状態を維持, 改善すること
  栄養状態がよくなると免疫力が高まり、病気の改善に貢献することができます。
  また、食欲がない患者さんには管理栄養士が訪問し、病状にあわせた食事の選択や調整を行い栄養状態の改善に努めています。


食事の種類


 普通食                         

  栄養的には特別な制限がなく、個々に合わせた栄養量で栄養状態を良好に維持するためのお食事


 治療食

  医師の指示に基づき提供されるお食事 (心臓病食、糖尿病食、脂質異常症食、腎臓病食、肝臓病食等)


選択メニュー


普通食の患者さんに対して、週3日(水・木・金曜日)の昼・夕食に選択食を実施しています。

天津飯

ちゃんぽん

握り寿司


行事食


入院生活の中でも季節を感じて頂けるよう、四季折々の食材を使用した行事食を実施しています。

行事食一覧
日程
内容
献立、使用食材
 4月
病院創立記念日
赤飯
 5月 端午の節句ちらし寿司
 6月 水無月小豆(ようかん)
 7月 七夕そうめん
 7月 丑の日
 9月 防災の日非常食の使用
 9月 敬老の日きのこごはん、天ぷら
 10月 秋の味覚生さんま
 10月 ハロウィンかぼちゃプリン
 12月 冬至かぼちゃ
 12月 クリスマスローストチキン
 1月 お正月朝食におせち料理
(お重に見立てた器を使って)
 1月 七草七草粥
2月
節分
太巻き
3月
桃の節句
ちらし寿司


~実際に提供した行事食の一例です~

クリスマス
・ローストチキン
・彩り野菜サラダ
・ブロッコリースープ
・クリスマスケーキ

節分
・節分太巻き
・焼き魚(いわし)
・菜の花の辛子和え
・しめじと三つ葉の清汁
・福豆

ひなまつり
・ちらし寿司
・炊き合わせ
・菜の花のごま和え
・赤だし
・ひなあられ


地産地消


当院では地産地消にも力を注いでおり、その地域で慣れ親しんだ食材を使用して安心安全な美味しい病院食を目指しています。
病院食を通じて体の栄養だけでなく、心の栄養も補給できるように日々さまざまな取り組みを行っています。

地産地消令和4年6月21日

令和4年6月21日 初夏の地産地消  
・滋賀県産煮豚のささげ巻フライ
・彦根産茄子の田楽
・彦根産トマトのもずく酢
・ババロア(愛東メロンのソース)

地産地消令和4年11月21日

令和4年11月21日 秋の地産地消  
・近江牛ミンチの和風ハンバーグ
・彦根産里芋の共和え
・彦根産かぶの洋風茶碗蒸し
・彦根柿

地産地消令和5年2月14日

令和5年2月14日 冬の地産地消
・滋賀県産豚のミルフィーユカツ
・彦根産ほうれん草の白和え
・彦根産長芋の茶碗蒸し
・果物盛り合わせ(いちご・ぽんかん)



~地産地消ポスター~(☞詳しくは『地産地消だより』をご確認ください。)
かぶポスター

かぶ

だいこんポスター

だいこん

ブロッコリーポスター

ブロッコリー

春キャベツポスター

春キャベツ

菜の花ポスター

菜の花



EひとEすと

JA東びわこ EひとEすと 令和3年2月号に掲載されました!
(クリックで拡大できます)

農水省

     平成27年度地産地消推進全国フォーラムにおいて
 『地産地消病院食 農林水産大臣賞(最優秀賞)』を受賞しました!
(クリックで拡大できます)

地産地消率
 2022年2月2023年2月2023年7月

100%100%
100%
野菜41.7%51.3%
40.0%
牛乳  
0%100%
100%

嚥下調整食


病気や加齢で噛む力や飲み込む力が低下すると、食べ物や飲み物を飲み込むときにむせやすく誤嚥(食べ物やのみものが間違って
気管や肺に入ってしまうこと)の危険性が高まります。
そのような場合には、口の中でまとまり飲み込みやすいような食事が必要になり、当院では嚥下調整食という名称で提供しています。


嚥下食0~1 食べ物を飲み込む練習のための食事で、ゼリーやムースのみ

嚥下食2-1  ミキサーでペースト状にしたなめらかな食事

嚥下食2-2  ミキサーできざんでとろみを付けた食事

嚥下食3    舌と上あごでつぶせるやわらかさのおかずを粗刻みにした食事

嚥下食4    歯茎でつぶせる軟らかさのおかずを一口大に切った食事


とろみについて


サラサラの液体はのどにすばやく到達しやすく、"ゴックン"という嚥下反射のタイミングが合わず気管に入るとむせやすくなります。
とろみ剤(とろみ調整食品)を使用しとろみをつけることでゆっくりとのどを通ることができ、比較的むせにくくなります。
しかし、とろみ剤は入れ過ぎるとべたつきすぎてかえって飲み込みにくくなることもあるため注意が必要です。




食欲不振対応食


化学療法の副作用などで、一時的に食欲が低下した患者さんのために「食欲不振対応食」として5種類の食事を用意しています。

さっぱり食

嘔気や胃重感に対応。さっぱりと食べやすい食事となっています。サラダや酢の物などの野菜料理や果物が付きます。

さっぱり食のメニュー そうめん(冷)、もやしのごま酢和え、温泉卵、果物

やさしい食

口内炎に対応。しみにくさを考慮した食事となっています。果物やゼリー類、栄養強化の飲み物が付きます。

やさしい食のメニュー おじや、コーンスープ、ピーチゼリー、果物

しっかり食

味覚・嗅覚変化に対応。しっかりと味のついた食事となっています。煮物類は薄味のため、極力省いています。

しっかり食のメニュー ミートスパゲティ、レタスのサラダ、コンソメスープ



ライト食

通常の食事(全粥菜)ですが、麺やパン、おじやなど主食のバリエーションが豊富な食事です。副食の量を半分にしたり、毎食種類の異なる付加食品(ゼリーなど)が選べます。

ライト食のメニュー ごはん、照り焼きハンバーグ、きゅうりの酢の物、小松菜のお浸し、果物

希望食

希望食には既定の献立はありません。1日1食の食事や、ゼリーのみの食事などにも対応する食事です。