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感染対策室

[2023年10月19日]

ID:159

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当院の感染対策室は2012年4月より感染対策室として独立し、緊急時にも対応可能な院長直下の組織として院内感染対策を遂行しています。

感染対策室にはICD(感染制御医)の資格を持った医師やCNIC(感染管理認定看護師)の資格を持った看護師、ICMT(感染制御認定臨床微生物検査技師)の資格を持った検査技師、IDCP(抗菌化学療法認定薬剤師)の資格を持った薬剤師、事務員など17名のスタッフが所属しており、それぞれが感染制御に関する組織横断的な活動を実践しています。

また、当院では、感染対策チーム(Infection Control Team:ICT)、抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)を設置しており、患者・医療従事者・その他病院を訪れる人すべてを感染から守るため日々活動をしています。

院内感染対策チーム(Infection Control Team:ICT)活動の紹介

  • 内感染対策委員会/ICT会議を1回/月開催し、活動報告や啓発事項を検討し改善に向けた取り組みを促進しています。さらに、細分化した啓発の発信や教育・指導を行うために院内感染対策リンクナース会議を1回/月開催し、学習会やグループワーク、ラウンド・調査研究、マニュアル作成などを行い、リンクナース主導で意欲的に取り組んでいます。
  • 院内感染対策ラウンドでは、感染管理チェック項目に沿って、ICTメンバーで1回/週行います。ラウンドを通じて、異常発生の早期特定や現場への適切な感染対策の指導・教育を実践しています。
  • デバイスを含めた複数の医療関連感染サーベイランスを行い、発生動向の調査および監視を行うことで、院内感染対策の評価や予防に活用しています。

抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)の活動の紹介

ASTは薬剤耐性対策の観点から、感染源や細菌検査等の結果に基づいて、より最適な抗菌薬の使用を提案するだけではなく、主治医からの感染症治療に関するさまざまなご相談をお受けしています。

活動内容

  1. 血液培養陽性症例ラウンド
  2. 広域抗菌薬の長期使用症例ラウンド
  3. Clostridioides (clostridium) difficile感染症(CDI)に対する取り組み
  4. 主治医からのコンサルト症例における抗菌薬適正使用支援
院内感染対策委員会メンバー

院内外の感染対策活動および取り組み

教育・指導

  • 全職員対象:院内感染対策セミナー
  • 看護師対象:クリニカルラダー レベル1~4(感染管理教育)
  • 看護補助者・MH・クラーク業務者・外部委託業者対象:感染対策のいろは
  • 地域の介護施設、老健施設職員対象:滋賀県看護協会主催 『介護サービス事業者における感染症対策の強化・充実のための出前講座』

クリニカルラダー2研修

地域連携

  • 合同カンファレンス(湖東地域連携施設:4病院)
  • 相互評価(加算1施設連携)
  • 外来感染対策向上加算連携(17施設)
  • 湖東地域感染症ネットワーク事業(彦根保健所・医療機関の感染症担当者)

合同カンファレンス(湖東地域連携施設:4病院)