HTLV-I陽性といわれたら(その2)/病院からのお知らせ
[2018年8月21日]
ID:135
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HTLV-I関連疾患(HTLV-I感染にともなって起こることのある疾患)は以下の通りです。
HTLV-Iキャリアになっても発病の確率は約2%程度で。すなわち、HTLV-Iキャリアの人が全員成人T細胞性白血病になるのではなく、大部分はHTLV-Iと共存し成人T細胞性白血病を発病しないでその一生を過ごします。症状は下記のようなものが代表的です。
40歳以上の方でこのような症状がでたら最寄の医療機関(血液内科のある病院)の受診が必要です。
HAMと呼ばれる脊髄疾患の発症率は成人T細胞性白血病より低く、抗体陽性者で年間3万人に1人と推定されています。治療法が次第に確立されつつあります。症状は下記のようなものが代表的です。
このような症状がでたら最寄の医療機関(神経内科のある病院)の受診が必要です。
いずれにしても発病するのはキャリアの方のごく一部であり、また感染しても直ちに発症するわけではありません。ほとんどのキャリアの方は生涯、関連疾患を発病することなく過ごしておられます。
続きは(その3)をご覧ください。
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